会津の家 -のいえプレミアム版ー 2026/Vol.04 に掲載された社長の赤城の記事を紹介します。
季節が急に夏から冬へと移るようなこの頃、暖房機が恋しい季節になってきました。特に石油ストープなどカートリッジタイプを使用する際は注意が必要です。給油後にフタをしっかり閉めなかったり、燃焼が不完全なまま扱うと灯油がこぼれ、火災につながる恐れがあります。
毎年この時期は暖房機による火事が増えますが、近年では意外な原因による出火も目立ちます。
例えば、モバイルバッテリーの発火や、コンセントに溜まったほこりによるトラッキング火災などです。日頃から整理整頓を心がけることはもちろん、見えにくい場所のタコ足配線やコンセント周りの清掃も忘れずに行うことが大切です。
冬を安全に過ごすために、暖房機器や電気製品の正しい使い方と日常の点検を意識し、火災のリスクを少しでも減らしましょう。
また、万が一に備えて消火器の場所を確認したり、火災報知器が正常に作動するかどうかも定期的に点検
ておくと安心です。こういった小さな備えが、大きな安全につながります。さらに、外出時や就寝前にはストーブの消し忘れがないかを必ず確認しましょう。
家族全員で火災予防の意識を持ち、声をかけ合うことで今年の冬も安心して過ごせるようにしましょう。ちょっとした心がけが、大切な命と暮らしを守ります。
